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ご紹介 「忘れられた天才絵師・横山華山展」のご案内
「忘れられた天才絵師・横山華山展」
開催場所:京都文化博物館
開催期間:2019年7月2日(火)~8月17日(土)



詳細はこちら(ファイルが開きます)


◆MCEIライフメンバーの野中信夫氏よりご案内です。◆

今回ご案内するのは、江戸時代後期に京都で活躍した絵師「横山華山」(天明元年(1781)または天明4年(1784)~天保8年(1837))の展覧会です。

MCEI会員の皆様は「横山華山」をご存知でしたか。恥ずかしながら、私は「横山」と言えば「タイカン(大観)」、「カザン」と言えば「渡辺崋山」しか知りませんでした。
「横山華山」は、福井藩松平家の藩医の家に生まれ、西陣織業を営む横山家の分家の養子になったと伝えられています。幼少の頃より曽我蕭白の絵に触れて独学し、岸駒、呉春、応挙など多くの流派の画法を身につけました。彼の絵は自由な画風と筆使いで人気を博し、名声は日本中に広がりました。海外の評価も高く、多くの欧米美術館(大英博物館、ボストン、ミネアポリス、ブルックリン、ハーバード大学各美術館等)に優れた作品が多数所蔵されています。

「横山華山」は、明治、大正時代くらいまでは世間に知られた存在でした。しかし、現代ではその名を知る人は少数です。なぜ、そんなに有名であった絵師の存在が忘れ去られてしまったのでしょうか。今回の展覧会で謎は解けるのでしょうか。
今回の展覧会では、30メートルにおよぶ晩年の大作「祇園祭礼図巻」を一挙公開するほか、大英博物館やボストン美術館所蔵作品も里帰り展示します。曽我蕭白や弟子たちの作品も加えた約120点で「横山華山」の多彩な画業を系統立てて紹介します。今年の夏休みは、京都文化博物館で「横山華山」をお楽しみください。ご来館をお待ち申し上げます。

(MCEIライフメンバー・京都文化財団評議員 野中信夫)

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