2/16(木)17:00ー19:00 「感動を測る-“何となく”の見える化手法-」 金沢工業大学 情報フロンティア学部心理科学科教授、感動デザイン工学研究所 顧問 神宮英夫氏 ●言葉では必ずしも表現しきれない“何となく”感じている心の状態が、さまざまな行動に影響していることが多々あります。日常の中に潜む“何となく”の小さな感動を測ることができれば、ものづくり・ことづくりのベクトルが大きく変化することになります。感動測定の手法について、生理・脳機能測定と曲線描画法の事例を紹介して、“何となく”の見える化手法を考えていきます。 |
3/16(木)17:00-19:00 「最新のニューロサイエンスによる感覚マーケティングの再考」 SixthFactor Pte Ltd. Director 辻本悟史氏 ●感覚マーケティングでは、文字通り、感覚器を通して入力される感覚情報から行動への結びつきが注目されます。外部情報によって行動が駆動される、いわゆる「ボトムアップ」の過程です。しかし実際には、消費者の脳は、進化や経験によって獲得した内部情報を用いて、無意識のうちに 瞬時に、能動的に入力情報を書き換えて知覚、感情を構成し、行動を制御し ています。本講演では、この「トップダウン」の脳内過程を加味して感覚マーケティングを再考し、より効果的な実践への示唆を得ることを目指します。 |
4/12(水)17:00-19:00 「『売れるにつなげるデザイン』を、画像解析で定量化」 コニカミノルタで、文科省COIプログラム研究を基盤に「感性の見える化」の新規事業立ち上げに取り組む、3人のプロフェッショナルが登壇 コニカミノルタ(株) プロダクションプリント事業部PP販売推進部 新規印刷推進グループ 兼 技術開発本部先進コア技術センター未来創成部 課長 広島大学大学院 先進理工系科学研究科客員教授 浦谷勝一氏 プロダクションプリント事業部PP販売推進部 新規印刷推進グループ 技術開発本部先進コア技術センター未来創成部 課長 広島大学大学院 先進理工系科学研究科 客員准教授 井上暁氏 プロダクションプリント事業部 PP販売推進部 姜抒炅氏 ● これまで「デザイン」は定量化できないもので、経験や勘で取り扱うものとされてきました。「デザイン」や「感性」を定量化し、客観的に評価する方法ができると、マーケティング活動の中でより効果的な打ち手に繋がると考えられます。弊社では脳科学に基づき人の感性を見える化するデザイン解析サービスを立ち上げています。デザインや販促物の改善点を見出し、マーケティングの検証サイクルに繋げていくための方策についてお伝えします。 |
4/19(水)17:00-19:00 【実験 事前打合せ】座学で学んだ知見を実験内容に取り込んで店頭実験・調査計画立案を行います。 |
5/15(月)~21(日)予定 【実験】非接触ロボット(Ketty)、分身ロボット(OriHime)を投入。コニカミノルタ「EX 感性サービス」を活用し脳科学、AI の科学的な観点から「売れるデザイン」を検証。さらに「香り」「シズル音」「音声」「映像」などお客さまの購買行動に影響をあたえる様々な仕掛けを実験展開。分身ロボットでは接客して頂くパイロット(リモート勤務者、身体的問題によって店舗で働けない人)にオノマトペを活用して頂き、購買意欲を高めていく実験を行います。 |
6月下旬予定 【実験レビュー】座学で学んだ知見と実験の結果から、感覚マーケティングとロボットを活用した店頭販促の最新のノウハウを抽出する実験レビューを行います。 |